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臨床研究・治験

臨床研究

臨床研究は、病気の予防や診断、治療方法の改善、患者様の生活の質の向上などのために行う医学研究です。
当院では現在2つの臨床研究に取り組んでいます。
研究にご協力いただける方は、お電話、もしくは、ホームページから予約の上、ご来院ください。

男性間性交渉者におけるサル痘の ACTIVE SURVEILLANCE に関する前向きコホート研究
対象:20歳以上の男性間性交渉者(MSM)の方で、過去3か月以内に性交渉があった方。
サル痘の症状がない方に限ります。
目的:日本国内で無症状の方でサル痘に感染している人がどれくらいいるのかを調べることを目的としています。また、サル痘に対するワクチン接種の希望者がどれくらいいるのかも調べます。なお、当院ではサル痘に対するワクチンの接種はできません。
方法:当院に来院後、3in 1検査(肛門、うがい液、尿)の検体を採取します。検体を検査会社に提出し、サル痘・クラミジア・淋菌のPCR検査を行います。
検査の結果は、CLINICSアプリから、またはメールでお伝えします。
検査費用はかかりませんが、事前にHIVの有無を確認する必要があり、HIV検査費用(当院での迅速検査の場合3,300円)が別途かかります。また、研究協力した場合の謝礼はありません。
1週間以内に他院等でHIV検査を受けた方は、その結果をお持ちください。(当院での検査を省略できます)
研究期間:2024年2月末日まで

この研究は国立国際医療研究センター(NCGM)が代表機関、ACC 科 水島大輔が研究代表者として研究を企画し、実施しています。
GID(トランスジェンダー)や性染色体異常でホルモン補充療法を施行中の男女における骨密度と当事者の骨密度への意識に関する臨床研究
対象:トランスジェンダーや性染色体異常でホルモン補充療法を行っている方、ホルモン補充療法を予定している方。
目的:性ホルモンは骨密度の維持において重要な役割を果たしています。トランスジェンダーで治療中の方や性染色体異常の方は、性ホルモンが低下していている期間に、骨粗鬆症のリスクが高くなっている可能性があります。このような方が骨密度検査を受けて、自分の骨粗鬆症のリスクを把握し、骨粗鬆症の予防・治療への意識を高めることを目的としています。
方法:当院に来院後、同意書、質問票を記入し、骨密度検査(DEXA)を実施します。検査の結果は、その場でお伝えします。
検査費用はかかりませんが、検査の結果、骨粗鬆症が見つかり治療を開始する場合は、保険診療で処方などを行います。
研究期間:2024年3月31日まで(予定)

この研究は時計台記念病院・時計台記念クリニックの倫理審査を受け、同院、札幌医科大学、幹メンタルクリニック、札幌中央病院、ライズ円山クリニック、宮の森レディースクリニックの共同研究として実施しています。

検査の詳細、同意書、質問票はこちらをご覧ください。

治験

治験とは、新しい「くすり」が国の承認を得るために安全性や有効性を確認するために行う臨床試験です。
当院で、現在参加している治験はありません。